2006年02月27日

まちづくり研修講座

二瓶長記さん


 
 

 


 
 
 地域創造プロデューサーとして、全国を飛び回っている二瓶長記さんを講師に招いて、全国のまちづくりの実践事例から、さまざまな地域資源を活用した取り組みをお話いただきました。

 

テーマ:住民みんなで創る、地域資源活用のまちづくり
講 師:二瓶 長記さん
     (株式会社 タップクリエート取締役)

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■秘境性と都市性の二重構造の調和が必要
現代は秘境性(辺境性)と都市性の二重構造の時代であり、この2極をどのようにして調和させていくかが、課題となっている。この課題の解決に向けては、@環境、A交流、B文化がキーワード。特に、今後の人口減少社会においては、交流人口を拡大すること必要であり、「人」や「もの」「文化」「情報」等の交流を促すために、全国各地を対象にした「地域サポート人口」の拡大方策も必要。そのためには、例えば、市民が「ふるさと観光大使」的意識をもって、全国各地でのPRを行うことも、必要ではないか。

■「地域資源」とは
これまで食料や鉱物、水源、エネルギーといったものを資源としてとらえていたが、今日では、空間資源(景観、森、河川、湖沼等)、サービス資源(人情、おもてなし等)、情報資源(新たな情報の創造、付加価値の創造等)、知的資源(知恵、伝統技術等)、文化資源(歴史、伝説、民話、生活文化等)といったものを、地域の資源として着目するようになっている。見方をかえれば、今まであった「一本の樹木」でも、地域の資源として位置づけ活用し、多様な資源とすることも可能でしょう。
個性と魅力ある地域づくりにあたっては、このような地域資源の発掘から始まるものであり、地域資源の有効活用こそが、地域の個性化に繋がるものである。また、魅力ある地域づくりとは、「地域の人々が、住み心地がよく感じ、訪れる人々が楽しく感じる。」地域でなければならない。

■地域資源はどこにでもあるはず
地域資源には、「優」「少」「凡」「負」「棄」「未」といった観点からの資源があり、各地域のいたる所にごろごろと転がっています。まちづくりにおいては、このような地域の資源を、いかにして拾い上げ、どのように活用するかにかかっていると考えられる。

■各地域の主な事例
地域資源を活用した全国各地の事例のスライドを見ながら、その取り組みのユニークさの解説をいただきました。

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高知県伊野町:「仁淀川紙のこいのぼり」
 紙の産地で、その紙を使ってこいのぼりを作り、それを川で泳がせている。

石川県白峰村(現、白山市):「雪だるまウィーク」
 雪国にはやっかいものを逆手にとって、住民参加でイベントへ。

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千葉県勝浦市:かつうらビッグひな祭り
 雛人形もこれだけ集まれば・・・。

埼玉県飯能市:名栗カヌー工房
 地域産材でカヌーをつくり、湖で遊ぶ。都市から人が集まってくる。

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場所を変えての懇親会では、入間の元気さに感銘を受けたが、狭山茶の本場が入間市とは知らなかった。入間市が狭山茶の本場であることを、もっとPRし、「入間の狭山茶」としてのブランド化も考えられるのではないかとの意見もいただいた。

灯台下暗し。
狭山茶の主産地は入間です。これだけの地域資産を活用しない手はないですね。

 
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 このままでは もったいない!
みんなで創る観光まちづくり実践塾

二瓶長記/著

出版社名: 長崎出版
発行年月: 2006年3月
価格(税込): 1,785円
ページ数: 222P

二瓶さんの近著です。
まちサポネット元気でも何冊かお預かりしていますので、お問い合わせください。

 


※参考HPへリンク
仁淀川紙のこいのぼり ・・・四万十かざぐるまのHP
雪だるまウィーク ・・・白石市のHP
かつうらビッグひな祭り ・・・勝浦市HPのイベント情報より
名栗カヌー工房

posted by まちサポネット元気 at 21:06| Comment(2) | 元気な入間まちづくり講座・2005 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
仁淀川流域の伝説と民話を調べております。
最も知りたいのは、愛媛県との県境周辺 愛媛高知両サイドの仁淀川と中津明神山と滝(特に雨竜の滝)に関するものですが、ヌエ伝説のようなメジャーなものではなく、地元の方々の中に伝わるような小さい言い伝えです。
そちらに冊子でもホームページやブログでも、何かお心当たりがありましたら、教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
Posted by 川崎佳代子 at 2008年08月04日 09:24
春日神社とお向かいの中ノ島公園に関する伝説も調べています。
Posted by 川崎佳代子 at 2008年08月04日 09:37
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